Kimura Hinamiが表現する沈小月の色|あの人のLightroomプリセット vol.13

Kimura Hinamiが表現する沈小月の色|あの人のLightroomプリセット vol.13

“いつもの自分の写真に、誰かの色を重ねてみたら” どんな世界が広がるのかー。

人気写真家が、誰かのLightroomプリセットを自分の写真で使ってみる連載「あの人のプリセット」。

何を撮るか、どう切り取るか、どんな色で仕上げるか——さまざまな要素が重なって、その人らしい写真表現が生まれます。
それぞれの視点と表現を持つ写真家が、自分の写真に誰かの色を重ねてみたら、どんな変化が生まれるのでしょうか。

第13回は、日常の光を美しく引き出す写真家、Kimura Hinami。今回、Kimura Hinamiが使った“色”は、沈小月のLightroomプリセット「雨ミント / Ame Mint」「夏硝子 / Natsu Garasu」です。

重ねた“色”で生まれた作品と、実際に使ってみた感想を紹介します。

Photography by Kimura Hinami

Kimura Hinami
写真家 1996年生まれ、兵庫県出身。
大学時代にカメラと出会い、以来写真に没頭。理学療法士として働きながら日常写真やポートレートを撮り続け、2025年8月よりフリーランスフォトグラファーとして独立。日常に潜む美しい景色を見つめ、SNSを中心に発信している。
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写真家 Kimura Hinami コレクション

Lightroom プリセット|沈小月 「雨ミント / Ame Mint」「夏硝子 / Natsu Garasu」

どこか懐かしく、夢の中を思わせるような空気感の写真で人気の写真家 、沈小月(シン コツキ)によるLightroomプリセット2種。「雨ミント / Ame Mint」は、曇り空や雨上がりの街に漂う湿度を感じる空気を、淡いミントグリーンと穏やかなコントラストでやわらかく描くプリセット。街の緑やグレー、人物の透明感を美しく引き立てます。「夏硝子 / Natsu Garasu」は、晴れた日の強い光を淡い水色と透明感で包み込み、夏の光を閉じ込めた硝子のような質感へと整えるプリセット。ポートレート向けに制作された2種は、天気によって異なる光や空気の表情を生かしながら、写真に夢のようなやさしい余韻を添えます。
Lightroomプリセット「雨ミント / Ame Mint」「夏硝子 / Natsu Garasu」


Kimura Hinami×「雨ミント / Ame Mint」



淡い色がつくる、透明感と懐かしい余韻

「淡いミントグリーンと青みが加わることで、晴れた日に撮影した写真も、静かでしっとりとした空気をまとったような仕上がりになりました。特に植物の緑が鮮やかになりすぎず、少しくすんだやさしい色に整うところが印象的でした。強い光や影もやわらかくなじみ、草花や日常の景色に透明感と、どこか懐かしい余韻を加えてくれます。私は普段、シャドウや黒レベルを下げて黒を締めるような現像をすることが多いので、黒を浮かせながら淡い空気感をつくるパラメーターや、色の組み合わせがとても新鮮でした。いつも撮っている景色が自分とは違う視点で表現されて、自分だけでは辿り着けなかった写真の見え方を楽しめました。」

──Kimura Hinami

Kimura Hinami×「夏硝子 / Natsu Garasu」


光のきらめきを、やさしく引き立てる

「晴れた日の強い光が、やわらかな透明感に包まれて、名前のとおり、硝子の中に夏の光を閉じ込めたような仕上がりになりました。逆光を受けた草花の輪郭や、葉に差し込む光など、光が印象的な場面と特に相性がよく、写真の中のきらめきをやさしく引き立ててくれます。爽やかさがありながらも冷たくなりすぎず、光のあたたかさが残るところも好きでした。普段から逆光や光と影を撮ることが多い私にとって、とても使いやすく、写真との相性のよさを感じたプリセットです。何気ない日常の一瞬にも、夏の日の記憶を振り返るような、少し夢っぽくて懐かしい余韻を添えてくれました。」

──Kimura Hinami



今回使用したLightroomプリセット|「雨ミント / Ame Mint」「夏硝子 / Natsu Garasu」はこちら

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