しふぉんが表現する6151の色|あの人のLightroomプリセット vol.10

しふぉんが表現する6151の色|あの人のLightroomプリセット vol.10

“いつもの自分の写真に、誰かの色を重ねてみたら” どんな世界が広がるのかー。

人気写真家が、誰かのLightroomプリセットを自分の写真で使ってみる連載「あの人のプリセット」。

何を撮るか、どう切り取るか、どんな色で仕上げるか——さまざまな要素が重なって、その人らしい写真表現が生まれます。
それぞれの視点と表現を持つ写真家が、自分の写真に誰かの色を重ねてみたら、どんな変化が生まれるのでしょうか。

第10回は、“誰が見ても気持ちのいい写真”をテーマに日常を切り取るフォトグラファー 、しふぉん。今回、しふぉんが使った“色”は、6151のLightroomプリセット「Ramune Soda」「Lunch Time」です。

重ねた“色”で生まれた作品と、実際に使ってみた感想を紹介します。

Photography by しふぉん

しふぉん
フォトグラファー 2018年夏にカメラを購入し、都内の夜景などシティスケープを撮影開始。SNSでさまざまなジャンルの写真を投稿し、話題に。バランスのいい水平垂直など、見ていて気持ちのいい構図を常に探している。
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フォトグラファー しふぉん コレクション

Lightroom プリセット| 6151 「Ramune Soda」「Lunch Time」

独特の美しい青を印象的に表現する“ゴイチブルー”の写真で知られる、フォトグラファー 6151のLightroomプリセット「Ramune Soda」と「Lunch Time」。花、果実、空、海の色、食の彩りといった写真の印象の土台を整え、鮮やかに引き立てます。
Lightroomプリセット「Ramune Soda」「Lunch Time」




しふぉん×「Ramune Soda」


見過ごしていた色に気づく、新しい視点をくれる

普段、自分の写真では青を少し深めたり、彩度を抑えたりしながら、その場の空気感に合わせて調整することが多いのですが、このプリセットを使ってまず感じたのは、青がとても軽やかに整うことでした。青がただ鮮やかになるのではなく、少し柔らかな水色に寄ることで、写真全体に爽やかな空気が生まれます。香港の海を撮った写真では、船や街並みの存在感を残しながら、水面と空がすっきりとまとまり、夏らしい開放感が強くなりました。また、黄色い扉の写真では、青だけでなく黄色もしっかりと色が残り、補色のコントラストがより印象的に。色を整理しすぎると無機質になりがちな建築や街の写真でも、色を活かした表現がしやすいと感じました。普段とは少し違う方向から“青”を作ることで、いつもなら見過ごしてしまう色の組み合わせにも目が向くようになり、撮影するときにも「この場所ならどんな色が映えるだろう」と考えてみたくなる。そんな新しい視点を与えてくれるプリセットでした。

── しふぉん

しふぉん×「Lunch Time」


日常の中にある“色”を、もっと見つけたくなる

普段は風景や建築を撮ることが多く、料理やテーブルフォトを現像する機会はそれほど多くないのですが、実際に使ってみると、食べ物の写真だけに限らず“その場にある色をどう見せるか”を考えさせられるプリセットでした。特に印象的だったのは、料理そのものだけでなく、背景や光の色まで含めて写真全体がまとまりやすくなること。ケーキとドリンクの写真では、焼き色や黄色のバター、ドリンクの緑が自然に引き立ち、明るい部分から影まで柔らかく残る仕上がりに。一方、スイスの湖畔で撮影した写真では、青い空や水、緑の木々、赤い屋根など複数の色が入っていても、それぞれが主張しすぎず、心地よくまとまりました。食の写真向けのプリセットですが、色数の多い風景や街、室内などにも応用できそうです。自分ではつい色を整理して写真をまとめようとしてしまいますが、色を残したまま写真全体の印象を作る面白さに気づきました。日常の中にある“色”をもっと意識して見つけたくなるプリセットだと感じました。

── しふぉん



今回使用したLightroomプリセット|「Ramune Soda」「Lunch Time」はこちら

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