撮ることのその先へ This is My Project. vol.76 2025年10月号 雑誌
撮ることのその先へ This is My Project. vol.76 2025年10月号 雑誌
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Cover Photo:林響太朗
世界の小さな輝きのようなものを集めたという、個人初のオリジナルプロジェクト「ほがらかに。」より。ほがらかに、あざやかに、かさなる気持ちを表現した作品。
10月号のテーマは「 撮ることのその先へ This is My Project.」

タイトルをつけることができますか?
オリジナルのプロジェクトを持つことは、自分の写真を「言語化」すること。
1つの企画によってまとめられた作品群からは、“作家の声”が聞こえてきます。
あなたも、写真プロジェクトを始めませんか。
一歩進む。撮ることのその先へ。
【Cover Story】
「ほがらかに。Melodious.」林響太朗
世界各国の“まだ見ぬ景色と、見たことのある景色”に出逢いに、夫婦で旅に出た林響太朗。撮った写真を見返すうちに、ほんわかしたものを感じ、それが自身の名前に入る「朗らか」という言葉へとつながり、初のオリジナルプロジェクト「ほがらかに。」は完成した。「自分の名前の大切さに気づき、自分自身にもちゃんと向き合えた良い時間だったから、今後も続けていきたい」。今夏の展示や写真集で心を打たれた方、必見の8ページにわたるスペシャルインタビューです。
【Focus】
「写真(プロジェクト)は自身の映し鏡」瀧本幹也 ~吉沢亮写真集/写真展『FOSS』より
「自身のプロジェクトも、オファーがあって取り組むプロジェクトも「常に自問自答をしながらやっている」という瀧本幹也。「作品にステートメントを付けることは大切。そもそも、一言添えることができる写真が“いい作品”であり、答えがなければ、それは“なんとなく”でしかないから」。自らが提案したアイスランドで、俳優を超えた人類としての吉沢亮を捉えたい、と撮り進めた、吉沢亮写真集/写真展「FOSS」を中心に、プロジェクト論を伺いました。
「柿本ケンサク的プロジェクトの思考–––視点の再定義」柿本ケンサク
「誰にも頼まれていないのに、シャッターを切り続ける。無駄に思える行為が一番美しく、一番難しい」。「写真は、『沈黙と会話するためのチケット』。誰かの涙、誰かの希望、誰かの孤独が写真の力で、言葉にならないまま浮かび上がる」。など、強く響き渡る言葉が満載の6ページ。オリジナルプロジェクト「Translator」「Trimming」「Time of Light」の写真作品とともに、お楽しみください。
「小見山 峻のステートメント」小見山峻
展示活動に積極的に取り組む写真家、小見山峻。「写真は、ステートメントでしっかり自分の動機を表明しないと、ただスマホのカメラロールを見せているのと大差なくなってしまう可能性がある」。だからこそ、ステートメントでの言葉選びはとても重要だそう。「call, overhaul, and roll」「9876543210(Nine to Zero)」「City Dive Shinjuku」3つのプロジェクトと、表現することへの想いをお届けします。
【Special】
一年にわたり、佐渡の少女を島の四季とともに撮影して制作された、不朽の名作写真集「未来ちゃん」。誕生のきっかけは?名前の理由は?撮影時のルールは?見る人に感じてもらいたい想いとは? 「写真はドキュメンタリーではなく作品」と話す川島小鳥にとって、オリジナルプロジェクトとはどんなものであるのかを紐解く6ぺージ。2024年に発表した、未来ちゃんのヨーロッパ旅をまとめた「vocalise」の作品も掲載しています。
【Project List】
今号に登場する25名の表現者と、プロジェクトを紹介します。
001 「ほがらかに。Melodious.」林響太朗(映像監督/写真家)
002 「FOSS」瀧本幹也(写真家/撮影監督)
003 「Translator」「Trimming」「Time of Light」柿本ケンサク(演出家/映像作家/写真家)
004 「脱いでみた。」花盛友里(フォトグラファー/IKKAディレクター)
005 「私は絵が描けない | I can't draw a painting」北岡稔章(フォトグラファー/シネマトグラファー)
006 「call, overhaul, and roll」「9876543210(Nine to Zero)」「City Dive Shinjuku」小見山峻(写真家)
007 「Duality」田中雅也(フォトグラファー)
008 「cube」本間理恵子(写真家)
009 「アフターオール」蓮井元彦(写真家)
010 「Look/Mother」川原崎宣喜(フォトグラファー/写真家)
011 「リル・ツアー」増田彩来(写真家/映像作家)
012 「EXIT」金玖美(フォトグラファー)
013 「未来ちゃん」「vocalise」川島小鳥(写真家)
014 「ONSEN」山谷佑介(写真家)
015 「#balconyshootingtour」「ハントDEデート」「3人のたばこ」/山本佳代子(フォトグラファー)
016 「東京路地裏散歩」酒井貴弘(フォトグラファー)
017 「たまねぎは涙をながさず切れるのだ。」竹中祥平(フォトグラファー)
018 「キチムは夜に飛ぶ」橋本とし子(写真家)
019 「moving days」平野愛(フォトグラファー)
020 「雨の中」山本勇夢(写真家)
021 「堕落部屋」川本史織(写真家/フォトグラファー)
022 「indigo blue」林将平(フォトグラファー)
023 「meet KAYA SOUYA」安藤マミコ(フォトグラファー)
024 「NEON TOUR」中村治(写真家)
025 「乙女グラフィー」山本春花(フォトグラファー)
【GENIC Featuring】
InstagramやXなどで「GENIC Featuring」としてピックアップした中から、3ヶ月に一度、編集部がもっとも注目したクリエイターと、その作品を紹介するコーナーです。ぜひ、各SNSのタグを付けて投稿してください。
Instagram:#GENIC_mag & @GENIC_mag
X: #GENIC_web
出演:
ぅぃゅぅぁ(写真家)
saaco/矢野さおり(フォトグラファー)
【連載】
-女優・橋本愛「日日是好日」
現実のなかに溢れる愛おしい瞬間を封じ込めた写真と、そのとき感じた想いを言葉にのせて。かけがえのない日々を写真と言葉で表現する、橋本愛の連載第23回。
-小関裕太の自分探しの旅「スキ」
前回に続き、「BOOM BOOM BOOM ch.」が渋谷で行ったイベント「MAKE A BOOM #10」にて、自らカメラを構え撮影した写真を掲載。後編に登場するのは、moon drop、SHE’Sの2組。小関裕太自身による構成、デザインもお楽しみください。連載第22回。
-古屋呂敏のMY FOCAL LENGT
俳優、カメラマンとして活躍する古屋呂敏が、人との距離感、生きるスタンスなど、さまざまな「焦点距離」をテーマに「Nikon Zf」で撮りおろす連載第8回。モデルは、有坂心花と星名ハルハ。
-Surreal Dance
衣装デザイナー/スタイリストの高橋毅が、自身で掲げるテーマに合わせて衣装をデザイン&スタイリング。毎回テーマによってクリエイションのチームを組みながら日常とは少し離れたSURREALで曖昧な世界を表現する、ファッションフォトグラフィー連載。Vol.2のテーマは『世界の果てからこんにちは』。パフォーマーはアオイヤマダです。
Costum Design & Styling:高橋毅(衣装デザイナー/スタイリスト)
Photographer:Tristan Hollingsworth(フォトグラファー)
Performer:アオイヤマダ(ダンサー/俳優)
Hair:KOJI ICHIKAWA(Sept)
Make:EBARA(W)
Costume Production:YUSUKE TSUBAKI
世界を照らす美しい光を追いかけ続けるトラベルフォトグラファーKYON.Jが出会った、光溢れる大自然の姿。第25回「白夜のささやきに揺らめく光」をお届けします。
【and more】
・Creators Meet Nikon「いつだって、ファインダーをのぞいた瞬間から好きな世界」
出演:
Yuri(写真家/フォトグラファー)
鎌田風花(フォトグラファー)
・Canon EOS R8 × 男性ポートレート
出演:
山根悠太郎(写真家)
・OM SYSTEM OM-3の魅力が満載!「コムロミホが撮る風景写真」
出演:
コムロミホ(フォトグラファー)
・カメラカタログ:作品づくりに最適なカメラ選び
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