川島小鳥 写真集「サランラン」(送料無料)
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写真集のご紹介

写真家 川島小鳥が、韓国・ソウルの秋から春までの限られた時間のなかで撮影した写真集「サランラン 사란란 (Sa-lanlan)」。同氏がそこで触れた夜の街、澄んだ空気、漢江、寂しさ、ひしめく情熱、出会った人たち。ひとり研ぎ澄まされて歩いた街がだんだん馴染んで、すこし優しくなっていく。凝縮と解放の写真たちが、1冊の作品になりました。

とても寂しくて、寂しかったから自由で、すごく寒かったけど、すべてが暖かかった
── 川島小鳥








デザイナー米山菜津子のことば
小鳥は写真を撮るとき、ふっ、と撮る。人を構えさせず、そっとそのまま情景を掬い取るような優しさがある。
けれど、撮られた写真を受け取ったとき、そこにはいつもずっしりとした質感が宿っている。いろんな瞬間がすごい密度で凝縮されていて、1枚1枚つぶさに見ていると、そのエネルギーに圧倒されてしばらく動けなくなる。
韓国で撮られた写真たちを「サランラン」という本にするべく1000枚近いカットを受け取ったとき、一緒に言葉も添えられていた。撮っていたときに小鳥が感じていたことや、これをどういう本にしたいか、という断片が、A4サイズで6枚くらい。そこにもたくさんの瞬間の凝縮があった。
そのなかに、今回は「写真」がテーマなんだと書いてあった。撮られたものはソウルの街並みだったり人だったり愛だったりするのだが、それはあくまで「写真」なのだ。それを「写真」と呼ぶのはきっと小鳥の覚悟でもあるし、回帰でもある。
装丁するにあたっては、余計なことはせず、堂々と、切々と、写真を並べていけばよかった。今回の本づくりで自分がやったのは、「凝縮」を「開放」する介添なのかもしれない。
しかし、実際にそれを開放してくれるのは本を見てくれる読者である。この写真集がさまざまな人に出会えますように。



写真集概要
書名:サランラン 사란란 (Sa-lanlan)
著者:川島小鳥
装丁:米山菜津子
言語:日韓併記
判型:A4変
総頁:240ページ
製本:並製
発売:2025年5月13日
発行:青幻舎
著者紹介

1980年生まれ。早稲田大学第一文学部仏文科卒業。写真集に『BABY BABY』(2007)、『未来ちゃん』(2011)、『明星』(2014)、谷川俊太郎との共著『おやすみ神たち』(2014)、『ファーストアルバム』(2016)、『愛の台南』(2017)、『道』(2017)、小橋陽介との共著『飛びます』(2019)、『violet diary』(2019)、『おはようもしもしあいしてる』(2020)、『(世界)2』(2021)など。第42回講談社出版文化賞写真賞、第40回木村伊兵衛写真賞を受賞。
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