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上田義彦 写真集「いつも世界は遠く、」サイン入りポストカード付き(送料無料)
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写真集のご紹介

上田義彦の代表作から未発表の初期作品、最新作まで、自ら現像とプリントを手がけた約580点を収録した、768ページにわたるその40年の軌跡。
写真本来の能力は、もともと全方位に開かれているのだと思う。しかし、それを使う人、撮る人の考え方や目的や意図の力が強く働けば働くほど、その能力は限られた方向にしか開かれないのだと思う。だから僕は、写真の前でもっともっと自由で野放図に、己の眼を開いて世界を受け入れていければと願っている。
── 上田義彦(本書 P.5 手帳より)

旅の記憶として鮮明に立ち上がってくるのは、不思議なことだが、写真に撮れなかったことかもしれない。写真に残せなかったこと、撮ることができなかったことを、自動的に、記憶として網膜に焼きつけ頭に残しているのだろう。旅のほとんどは、遙か彼方にぼんやりとして霞み、しだいに消失してゆく。どれほど美しい景色だったのか、どれほど過酷だったのか、自分の記憶を人に充分に伝える事はむずかしい。しかし写真は、それを見れば、いつでも鮮明にその時間が蘇る。だから、それを可能にしてくれる不思議な装置、カメラとともに旅をする。
── 上田義彦(本書 P.244より)
森や家族、河、建物、標本、紙、林檎の木、ポートレート。アートや広告といった枠組にとらわれることなく、上田義彦の一貫して真摯で鋭い眼差しは、世界に存在するさまざまなモチーフを最高の瞬間として捉え、観るものを魅了してきました。自身を取り巻く世界の機微を敏感に察知し、対象への想いを一瞬のシャッターに込める── 「From the Hip」(英題)が象徴する、直感に裏打ちされ、偶然と必然が交差する瞬間に写し撮られた写真は、遥かな時の流れの中の切り取られた一瞬として、見る者の記憶や感情と響きあってきました。
本書の構成は、通常のレトロスペクティブの趣と異なり、一度シリーズとして発表された代表作品を撮影年順に解きほぐし、さらに自身の手で最新作から時系列を逆にたどるかたちで編まれました。それは同氏の写真がいつも新鮮に立ち現れ、各シリーズをもう一度遥かな時間へと開いていくことを体現するものです。写真を全方位に開いていくありようのなかで、「いつも世界は遠く、」という響きは、上田義彦の写真の魅力のひとつでもあり、写真に本質的に伴う「距離」を浮かび上がらせます。

ポートレート写真もまた、重要な領域です。広告写真としても多く目にする、美しく構成された背景の中に人物が慎重に配された作品から、フレームに収まりきらない接写まで、親密さと緊張感が交錯する「近くて遠い」距離感が現れています。
母・源を意味する「Māter」、被写体の輪郭を溶かすように焦点がぼかされた「M.Ganges」「M.river」、太古の森を歩き、生命の大元と対峙するように写された「Quinault」「Materia」などの作品は、はるか彼方の時間に眠るものを表出しようとする試みでした。
家族の写真から13年間にわたる記録を厳選し、妻の日記の文章が添えられた「At Home」、そして、最初期作品である学生時代の卒業制作── いずれのシリーズにおいても、同氏の作品に刻まれたこれらの光の痕跡は、物理的、心理的・時間的「距離」を越えてやって来たものであり、節度や抑制とともに、そこに憧憬、希求を静かに呼び起こします。








直筆サイン入りポストカード

サイズ:H208mm × W148mm
写真集概要
発売日:2025年9月18日
サイズ: H188mm × W210mm
ページ数:768ページ
ブックデザイン:葛西薫
発行:赤々舎
著者紹介

1957年兵庫県生まれ、神奈川県在住。1979年大阪写真専門学校(現:専門学校大阪ビジュアルアーツ・アカデミー)卒業。写真家の福田匡伸、有田泰而に師事した後、1982年に独立。主な受賞に日本写真協会作家賞、東京ADC賞、ニューヨークADC賞など。2011年にGallery916を主宰(–2018)。多摩美術大学グラフィックデザイン学科教授(2014–2025)。代表作に、ネイティヴ・アメリカンの聖なる森を捉えた『QUINAULT』、前衛舞踏家・天児牛大のポートレイト集『AMAGATSU』、自身の家族にカメラを向けた『at Home』、生命の源をテーマにした『Materia』、30有余年の活動を集大成した『A Life with Camera』など。近著には、Quinault・屋久島・奈良春日大社の3つの原生林を撮り下ろした『FOREST 印象と記憶 1989-2017』、一枚の白い紙に落ちる光と影の記憶『68TH STREET』、『林檎の木』などがある。2022年には『Māter』、2023年に『いつでも夢を』を刊行。2019年、主人を亡くし家屋の相続税に翻弄されていく人々を、日本の家とその庭の四季の移ろいを通して描いた映画『椿の庭』を監督・脚本・撮影(2021年4月公開)。
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